フリーランスデザイナーの年収とは|名刺に載せる項目・求人サイト


フリーランスデザイナーの年収の相場

デザイナーの平均年収は、フリーランスや会社員などの勤務形態や年代によって広く分散しているというのが現状です。その中でも、約3割が300万円から400万円程度の年収と言われています。

フリーランスのデザイナー業の場合、仕事契約が多ければ多いほど年収は上がり、逆にもらった契約が少なければその分収入は落ちてしまいます。このように、仕事量と収入が直結しているので年収を上げるためには地道に契約を増やし、単価を上げていく必要があるのです。

また、フリーランスのデザイナーはどんなに長い時間かけて作業を行っても、残業代というものが発生しません。そのため、良いものを作ろうとするあまり1つの仕事に長時間かけてしまうと、結果的に年収は低下していまうのです。

良いものを作りながら、作業時間は効率的に短縮していくのが、相場以上の年収を稼ぐポイントとなります。

フリーランスとして活動するためのサイト・ポートフォリオを作ろう

フリーランスデザイナーになったなら、自分を売り込めるのは自分以外にいません。仕事を多く受けてクライアントからの評価が上がれば、他の仕事を紹介してくれたりとアピールの場が広がるかもしれませんが、まずは積極的に自分が何をしたいのか、何ができるのかを主張する場を作ることが重要です。

その為には、自分が過去に行った仕事を展示していくポートフォリオを作成しておくことが一番有効な方法です。

ポートフォリオはデザイナーの実績を残す場所

ポートフォリオで紹介するのは、自分がかかわったロゴやチラシなどの作品です。

これらは取引した会社に依頼されて作ったものなので、ポートフォリオに載せる場合にはその会社の掲載許可が必要です。自分が作ったものなのだから自由に使っていいはずと持って勝手に掲載してしまうと、守秘義務違反に抵触する恐れがあるので注意してください。

デザイナーとして作った作品は、芸術作品とは違って対価を受け取って相手に納品しているものです。権利の所在も複雑になるので扱いにも慎重にならなければいけません。

ポートフォリオを載せるサイトにもセンスが問われる

ポートフォリオは誰でもアクセスできるWebにサイトを作って後悔する方法が一般的です。そのサイトデザインも自分の実力をアピールするいい舞台なのですが、サイト作りに時間を割いて、本来の仕事がおろそかになってしまうのは考え物ですよね。

サイトを作る時間が取れない、デザインに自信が無い、と言った場合にはポートフォリオ作成サイトを利用してみましょう。

豊富なテンプレートから自分に合ったデザインを選べるポートフォリオ作成サイトなら、簡単に分かりやすいサイトを作り上げることができるでしょう。

フリーランスとして仕事をする上でにやっておくべきこと

学校を卒業してすぐにフリーランスとして独立する人、会社員をしていて転身する人など、フリーランスになるタイミングは人それぞれ。けれどどんな経歴をたどってフリーランスになるとしても、やっておかなければいけない事務手続きがあります。さらに、会社員から転身する方には、会社員という立場良いる間にやっておいた方が良いことも存在します。

フリーランスになるための事前準備

フリーランスになるには、任意で「開業届」の提出が必要です。開業届は義務ではないのですが、届け出ることによって多くの恩恵を受けることができるので出来るだけ行うようにしましょう。開業届を提出するタイミングは、事業を行い始めてから1カ月以内です。

開業届を提出すると、確定申告の際に青色申告を使えるようになります。青色申告は損失を繰越したり、家族を従業員にして経費にできたりするだけではなく、特別控除が65万円と高額に設定されています。一般的な白色申告にはない個人事業主に嬉しい特典ばかりなのです。

この青色申告を行うには開業届だけではなく「青色申告承認申請書」の提出が必要なので忘れないようにしましょう。

次に、医療機関を利用するときなどに必須の健康保険と、国民年金に関する手続です。会社に勤めていると社会保険や厚生年金に加入するのですが、フリーランスの場合は国民健康保険に自分で加入しなければなりません。これらは、会社を退職してから14日以内に市区町村の窓口で申請する必要があります。

また、会社で2カ月以上社会保険に加入していた場合は、2年間の期限付きですが入っていた健康保険組合の保険を継続することもできます。

保険料などを比較してどちらがお得なのか計算してみましょう。この3つは、フリーランスとして独立するために必要不可欠な手続きです。ついうっかり、で忘れてしまうと後々面倒なので、なるべく早く手続きに行くようにしましょう。

サラリーマンからフリーランスに転身する時

サラリーマンからフリーランスに転身する、という時には転身する手続きなどは必要ありません。しかし、サラリーマンという立場を上手に使ってやめる前に行っておいた方がいい手続きがいくつかあります。

会社に正式に努めているというのは、社会で大きな信用があるということになります。フリーランスに転身するとどうしても社会的な信用が低くなってしまうので、審査があるものに申し込んだ時に落ちてしまう可能性が格段に上がってしまうのです。

フリーランスに転身する前には、ぜひ新しいクレジットカードを1枚契約しておきましょう。自分で仕事をしていく上でどうしても必要になった時に審査が通らないとスムースにお金の管理が行えなくなってしまいます。

また、元々クレジットカードを持っていたとしても事業用に1枚作っておくことで帳簿を付ける手間が楽になりますよ。

お金に関わることでは、ローン関連にも同じことが言えます。フリーランスになってから事業資金を借りようとすると、実績が無いフリーの仕事ということで審査も厳しくなりがちで、希望する金額を借り入れできない場合もあり得ます。

ある程度の資金を確保するためにも、社会人という立場がある状態で借入枠を確保しておくのも手段の一つなのです。もちろん、借り入れる金額はフリーランスで独立してからも返せる計画的な金額にしてくださいね。

ビジネスチャンスを活かす名刺を作ろう

会社に勤めたことがある方にはなじみ深い名刺という存在ですが、フリーランスになっても名刺は仕事を行っていく上でとても重要なアイテムとなります。

実際に仕事を請け負う場面でも、人脈を広げる場でも、業務内容や名前、連絡先が一目で確認できる名刺を渡し効率的に自分の存在を認識してもらいましょう。

とはいっても、会社に勤めていた頃の名刺は会社側が用意してくれたすでに出来上がっているものだったのではないでしょうか。実際に自分でフリーランスデザイナー用の名刺を作ろうと思うと、一体に何を記載したらいいのか案外わからないものです。

フリーランスデザイナーとしてビジネスチャンスに繋がる、仕事に活かせる名刺を作るポイントを見ていきましょう。

自由な発想力でデザイナーらしい個性を見せよう

一般的な名刺といえば、白い用紙に名前や住所、会社ロゴなどが印刷されたものを思い浮かべますよね。まるで規定があるかのようにどの会社でも同じ形式の名刺ですが、実はどんなデザインでもどんな形でも名刺として使うことは可能なのです。

デザイナーは発想力やオリジナリティが重要な業種です。こんな作品を作れます、とアピールする点でも名刺のデザインはこだわって他にない印象的なものを作ってみましょう。

先ほど、サイズにも規定はないと言いましたがあまり大きなサイズなどでは相手の名刺入れに収まらず、しまう場所に困ってしまうというケースもあり得ます。相手への気遣いを重視する場合には、一般的な55×91mmというサイズからはみ出さない中でサイズを設定してみましょう。

また、全て自分でデザインするのはまだ難しいと感じる方は、紙の質を変える、紙以外のもので作るなど素材にこだわったり、文字を印刷する方法をアレンジして個性を出す方法があります。

フリーランスデザイナーが名刺に記載した方がいい項目

さて、大まかなデザインが決まったら名刺に何を記載するか決めていきましょう。フリーランスデザイナーが名刺に記載する項目は大きく分けて3つに分けることができます。

まず1つ目、氏名や屋号、肩書などの「自分をアピールする項目」です。屋号を記載する場合、肩書は「代表」などと書きます。また、フリーランスであることをアピールするために「フリーランスデザイナー」という職種を肩書として記載することもあります。

続いて、氏名ですがフリーランスデザイナーの場合、本名で活動していない場合がありますよね。その際は、名刺にも仕事上で使っているデザイナーネームを記載してかまいません。仕事はデザイナーネーム、名刺は本名などにしてしまうと取引先がどちらで呼べばいいのか悩んでしまうので名乗る名前は1つに絞っておきましょう。

2つ目は「自分の所在が分かる連絡先などの項目」です。フリーランスデザイナーは仕事でのやりとりや問い合わせなど沢山の連絡を自分自身で行うため、連絡先の記載は非常に重要なポイントです。

まず、電話番号やメールアドレスは確実に記載しましょう。プライベートで使っているものを利用したくない場合は、フリーランス用に取得したものを記載してください。

次に、記載するか悩まれがちな住所ですが、可能ならば住所も記載しておくことをおすすめします。フリーランスなのだから住所は関係ない、と思われるかもしれませんが住所が無い名刺はいまだに信用できないと判断されてしまうケースが多々あります。

しかし、フリーランスデザイナーの多くはオフィスを構えず自宅で仕事をしています。不特定多数に配る名刺に住所を書くのは怖い、という人は取引を行う相手に配る住所入りの名刺と、交流の場で配る住所の無い名刺を作って作り分けるなどの自衛を行ってくださいね。

3つ目は「自分の仕事や業績をアピールする項目」です。ビジネスに関する投稿がメインのSNSや、デザイナー業に関するサイトを作っていればそのURLを記載するなどして、自分の仕事が多くの人の目に触れるようにしましょう。

また、デザイン関係で取得した資格や、記載しても問題ない過去の業務などがあれば書いておくと、どんなタイプのデザインが得意なのか理解されやすく、自分に合った仕事の依頼を増やす宣伝材料になります。

名刺は裏表どこに何を印刷してもいいので、情報量が多い場合には裏面も活用するなど、相手に見やすい構成を心がけましょう。

フリーランスデザイナーが登録しておくべき求人サイト

デザイナーでフリーランスになったら、Webの求人サイトを積極的に使い仕事を探していきましょう。

まずは、デザイナー向けの求人サイトに登録しましょう。吸引サイトでは、デザイナー向けに募集されている案件を多数掲載されているので、条件を絞り込むことで自分に適した仕事を探せるようになっています。

中でも「レバテックフリーランス」や「なびく~る」など大手の求人サイトは福利厚生やキャリアアッププログラムなどのサービスも豊富で、サポートを受けながらフリーランスとして働いていくことができる、とても心強いサイトです。

次に、世界中のどこでも仕事が受注出来ることが強みのクラウドソーシングのサイトに登録するのもおすすめです。クラウドソーシングサイトとは、掲載されている仕事の中から自分に合ったものに応募し、サイトを通して商品や成果を納品することによって収入を受け取れる仕組みのサービスです。

在宅業などでフリーランスを行いたい場合は、ネット環境さえあれば仕事が探せるクラウドソーシングサイトはとても役立ちます。ただし、仕事内容は数百円程度のものや、相場よりも安いものなどが混在しているので、よく吟味して仕事を選ぶ審美眼が必要です。

「クラウド・ワークス」や「ランサーズ」は未払い防止の仮払い制度を取り入れている他、納税セミナーや福利厚生も豊富なので安心して利用できるクラウドソー新サイトです。

フリーランスデザイナーはどんな屋号をつけるべきか

デザイナーという業種にかかわらず、フリーランスとして活動するには税務署に開業届をする人が多く存在します。開業届を提出するのは必須ではなく、届けなくてもフリーランスとして仕事をしていくことはできます。しかし、届け出することで青色申告ができるようになるなどメリットが多くなります。

この開業届に「屋号」という記載項目があります。

屋号とは、簡単に説明するとお店の名前という意味になります。町にある店舗には、その店の象徴となる店舗名があるはずです。フリーランスデザイナーは実体のない職業ですが、仕事をしていく上で店の名前があればビジネスとして業務を請け負っているという社会信頼が高まり、取引相手ともスムーズに仕事を進めることができます。自分自身も、屋号を決めることで、フリーランスとして正式に活動するという自覚が生まれ身が引き締まるのではないでしょうか。

屋号を決める時のポイントと注意点

屋号にする名前は自由に決めることができますが、名は体を表すというように屋号はその人のビジネスを象徴するものです。ネガティブなイメージが無い、わかりやすい名前を付けるようにしましょう。

屋号を決める際のポイントは屋号を見た時に一目で何をしてくれる人なのか、どんな事業内容なのかが理解できる名称にすることです。

デザインを依頼しよう、とフリーランスデザイナーの屋号をリストアップした時に「デザイン業務を受け負っています」と名前から伝わる方がより第一印象が残りやすくなります。おすすめは、好きな言葉にデザイン事務所、デザインオフィスなどの業務を当てはめる方法です。これなら、自分の会社としてこだわりたい言葉を取り入れつつ、デザイナーであることを分かりやすくアピールできるでしょう。

特にデザイナーという職業柄、他には聞かない個性的な言葉を屋号に取り入れたいと思う人も少なくないかもしれません。しかし、あまりにも難しい単語を使用してしまうと周囲から覚えずらいという印象を持たれてしまいます。フリーランスで活動する時は多くの書類やメールをやりとりするので、複雑な屋号ではスペルミスや書き間違いなどのトラブルも発生してしまう恐れがあります。

こだわりを持ち個性を出すことは素晴らしいのですが、第三者から見て読みづらくないか、覚えてもらえやすいかを意識して屋号を決めていきましょう。

フリーランスの営業はどうすべきか

フリーランスデザイナーと言っても、家で待っているだけで自動的に仕事が割り振られるわけではありません。有名なデザイナーでさえ、初めのうちは自分を売り込んで仕事をもらう営業を行っていたはずです。

しかし、会社員とは違い、飛び込みで訪問するなどの営業方法が取れずどうやって営業したらいいかよくわからないのがフリーランスの世界です。デザイナーとして営業したいなら、セミナーや勉強会に参加してみましょう。異業種交流会などのイベントもおすすめです。

こういった場は直接的に仕事の契約に結び付くわけではありません。その場では名刺交換をして世間話するのが精いっぱいという場合もあるでしょう。

しかし、大切な事は多くの人々に自分の名前と職種を知ってもらうことなのです。その時は何の反応が無くても、ある日名刺を受け取った人が「デザインをお願いしたいけれど誰かいい人がいないか」と思った時、もらった名刺を思い出すかもしれません。そこで連絡を受けて初めて営業が成功した、と言えるのです。

フリーランスデザイナーの請求書の作り方

フリーランスデザイナーとして仕事を行うには、契約したクライアントに請求書を送るという作業が発生します。

請求書は税務調査の対象になるなど、ビジネスには欠かすことのできない書類です。さらに、請求書を発行しなければ未払いなどの料金トラブルにもつながるため、仕事を受けた際には必ず請求書を発行しましょう。

書類に記載する項目は、特に義務付けられているものはありません。

一般的には、自身の氏名やペンネーム、取引年月日と仕事の内容、取引の税込み金額と、相手の氏名や会社名を記載するようにと勧められています。報酬の受取が振込の場合は、振込先も記載しておきましょう。

この項目さえ記載されていれば、どのようなフォーマットで作っても問題ありません。あらかじめExcelなどでテンプレートを作って置き、取引ごとに書き換える方法が手間がかからず便利です。

請求書には印が必要な場合があります。実際に印刷して郵送する場合はハンコを押せばいいのですが、メールで送る場合などはWeb印鑑のサービスを使ったり、本物の印影をスキャンして画像化しておく用意が必要です。

フリーランスが抑えておくべき契約書の書き方

フリーランスにとって契約書は、双方が納得した契約内容を記録しておく大切な書類です。この書類をしっかり作っておかないと、後になって支払金額が違う、業務内容がどんどん追加されていくなどのトラブルが発生してしまう可能性もあるのです。

デザイナー側もクライアント側も気持ちよく契約を締結できるように基本的な契約書の書き方を抑えておきましょう。

金銭に関わる内容はずれが無いよう細かく記載する

契約書には、報酬や着手金、キャンセル料などクライアントとデザイナーに行き来する金銭に関わる内容が多数記載されます。

その中でも最も重要のは「報酬や料金」の記載です。これは、お互いが打ち合わせの上納得した金額を記載する他、「仕様書の定める額」などという記載方法がとられる場合もあります。そう言った場合は指定された書類見て、金額に不備が無いか確認しておきましょう。

報酬に関する税金や振込手数料の扱いや、いつまでに振り込むかなども細かく決めておくことがトラブルを避けるポイントです。着手金やキャンセル料なども同様に、お互いの認識にずれが無いように取り決めておきましょう。

納品物に関する記載事項のポイント

製品や成果物を納品する際、納品した段階で契約が完了するか、修正が必要かを決めておきましょう。特に修正対応について細かく決めておかないと、せっかく納品しても細かく修正を求められたり、何度もやり直しを求められてしまうことがあるからです。

「無料修正は何回まで」や「納品から1週間以内に連絡が無ければ納品完了とみなす」という言葉をいれるだけでも、契約内容以上に細かな修正対応を指示される可能性が少なくなります。

アフターケア・保証・権利に関する記載のポイント

制作者側のミスで不具合などが発生した際には瑕疵担保責任が発生します。これは、期間内なら無料で修正対応を行うという保証で、一般的には3カ月以内という期間が多く使われます。

ただし、この保証が適用されるのは納品したそのままの状態の時だけで、受け取った側が手を加えて起こった不具合の場合は該当しないと明言しておかないと、不要な修正対応を迫られる場合があるので注意しましょう。

最後に、作品・成果物の著作権に関する内容についてです。契約書には、その納品物の著作権がどこに移転するのか、移転せず製作者が持ち続けるのか、などを明確に記載しておきましょう。

安易にすべての権利を取引相手に渡してしまうと、その後好きなように二次創作に使われ、本来なら受け取れるはずだった利益が手に入らなくなってしまう場合もあります。

フリーランスデザイナーの単価・価格設定の相場

デザイナーが作る作品は、使用する用途や範囲によってその報酬相場も大きく変わってしまいます。受けるデザイナーの知名度によっても価格が変動するので、一概に相場はいくら、とは言えない業界なのですがそれでも、大まかな相場設定は存在します。

Webサイトのバナーの場合は5,000円程度から、ロゴは10,000円以上などと言われています。Webサイトのデザインになると、どのようなサイトにするのかの構成作成は50,000円程度ですが、TOPページのデザインや下層ページのデザインなどが増えると100,000円以上になることもあります。

高い分には能力を買われている期待値と思えばいいのですが、あまりにも相場から逸脱して低い価格提示されている場合には、毅然と指摘することが大切です。

フリーランスが1年目に理解すべき確定申告のポイント

フリーランスになって1年目、初めて行う確定申告は不備が無いか不安になってしまいますよね。確定申告とは簡単に言えば、1年の収入から経費や控除を差し引き、計算された所得に対して住民税や所得税がどれくらいかかったのかを導き出す手続きです。

これによって、源泉徴収を多く差し引かれていた場合には還付金として返還され、反対に納めていた税額が少ない場合には追徴で支払いをする、といったように税金を正しく納めることができるようになるのです。

まず、初めて確定申告を行う人に覚えておいてほしい点は「確定申告は絶対に行わなければならない」ということです。

確定申告を怠って本来払うべき税金を支払わずにいると、延滞税や無申告課税税等、本来支払う必要が無い追徴が加算され支払金額が膨れ上がってしまう可能性があります。追徴がありそうだから確定申告をしないで放っておこう、などと考えると結果的に申告するよりもよほど損をしてしまうなんてことにもなりかねないのです。

また、思いがけず還付金がある場合もあるので追徴が無いと思っても確定申告には行っておきましょう。税務署は払っていない支払いについては厳しく取り立てますが、返されるべき余分な税金は自分が気付いて還付申請するまで何のアクションも起こしてくれません。

自分のお金を守り、正しく税金を納めるためには確定申告は欠かせない手続きなのです。

申告の種類

フリーランスで開業届を提出すると青色申告が行えるようになりますが、青色申告には複式簿記と簡易簿記という2種類の申告方法があります。特別控除枠の違いがあるのですが、どちらにすればいいかはその人の収入によって異なります。

所得税の対象となる収入が多い場合は複式簿記で特別控除枠を多くした方が得なのですが、フリーランスを始めたばかりで収入があまりない場合は簡易簿記の方がその後有利に働く可能性もあります。

初めての確定申告は全てが手探りです。不安なことが合ったら、確定申告期間中に税務署が設立する相談窓口に出向いて、細かく指示を仰ぐようにしましょう。

窓口にはプロの税理士が常駐しているので、持っていた資料を見て適した申告方法や記入方法を指導してくれるでしょう。

フリーランスが経費として計上できるもの一覧

フリーランスが確定申告を行う際、正しく経費を計上すると、本来払わなくてもいい税金を支払うという無駄手間を省くことができます。

経費とは、仕事をするためにかかったお金のことでこの経費は課税の対象外となります。確定申告は1年の間に稼いだお金から、自分が負担した経費を差し引いた金額で課税額を決定するので、経費が多ければ多いほど対象となる所得が減り、結果税金の支払いが安くなるというわけなのです。

それでは、フリーランスが経費にできる費用とはどのようなものがあるのでしょうか。簡単な説明と一緒に一覧にしてみました。

地代家賃・水道光熱費

フリーランスを営む方の多くは自宅を職場として登録して使用しています。この場合、払っている家賃や水道光熱費も仕事を行うために必要な出費として認められます。

しかし、例えば家賃の場合、家の中全てを職場として使っているわけではありませんよね。経費として計上できるのは作業場として使用している面積分の家賃のみとなります。

水道光熱費はプライベートとビジネスの使用割合を算出しにくい部分ですが、一般的には2割から3割分の計上が適切であると言われています。

広告などの宣伝費用

自分の仕事をアピールし、宣伝するために行った行動にかかった費用は広告宣伝費という経費になります。例えば、ポートフォリオサイトを作った時のドメイン取得代金やサーバーレンタル費用、広告を掲載したときの支払いなどは全て経費なので領収書はしっかり取っておきましょう。

通信費

インターネットや携帯電話を使用する場合には、その料金が経費となります。しかし、プライベートでも使用している場合は全額計上はできないので1日の内に何割くらい仕事に浸かっているかを算出して、その割合分だけ計上する形をとる必要があります。

DMを送る際の切手代などもこの通信費に含まれます。

接待交際費・旅費交通費

打ち合わせ、接待、取材など仕事に繋がる食事などは接待交際費という名目で計上できます。

食事だけではなく、取材のために訪れた旅先での宿泊費用やそこまでにかかった交通費も経費として認められます。

家族などに支払う給与

青色申告を行う場合には、家族に給与を支払うことによって給与賃金として経費計上に回すことが可能です。家族にアシスタントを依頼している場合にはぜひ利用しましょう。

消耗品の代金

ペンや紙、インク代などは消耗品として計上できます。消耗品は1年しか使えないものか、1つあたり10万円以下のものが対象となります。それ以外は減価滅却の対象となります。

経費は見つけることが大切

代表的な経費になる費用を紹介しましたが、自分が気付かないものでも実は経費として計上できる出費は沢山あります。このほかにも、経費計上できる項目は沢山あり、まとめられているサイトや書籍もあるので参考にして、経費の計上を適切なものにしていきましょう。

独立という働き方ってどうなの?

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