Unityエンジニアの現状と将来性とは|仕事内容・平均年収


Unityエンジニアの平均年収

Unityエンジニアの平均年収は518万

財団法人デジタルコンテンツ協会の「デジタルコンテンツ制作の最先端技術応用に関する調査研究報告書」によると、日本のゲーム開発者の平均年収は518万(平均年齢33.8歳)となっています。

ボリューム別に平均年収を見ると、平均年収300万〜400万円の層が21.0%で最も高く、次いで400万円〜500万円の18.6%、500万円〜600万円の15.9%と続いています。この結果からゲーム開発に携わっているエンジニアの平均年収は、およそ300万円〜600万円と言うことができるのではないでしょうか。

ただこの518万という数字はあくまでゲーム開発者の平均年収として公表されているものですので、次は実際の求人サイトを使ってUnityエンジニアの給与額を調べてみたいと思います。

レバテックフリーランスでの求人例

レバテックフリーランスでUnityエンジニアで検索した結果、該当件数は41件でした。その中からいくつかピックアップしてみます。

スマホアプリゲーム開発案件

職務内容:スマホ向けアクションゲームの開発
言語:C#
DB:MySQL
OS:Linux
その他ツール:Unity
時間:140時間〜180時間
単価:〜650,000/月

VRゲームの開発案件

職務内容:VRゲームの新規開発(開発用ツールの設計および開発、運用)
言語:C++、C#
DB:MySQL
OS:Linux
その他ツール:Unity、Unreal Engine
時間:140時間〜180時間
単価:〜800,000/月

ソーシャルゲーム開発案件

職務内容:ソーシャルゲームの新規開発(設計、開発、運用)
言語:C++、Java、C#、Objective-C
DB:MySQL、Redis
OS:Linux
その他ツール:AWS、Unity、Cocos2d-x、GitHub
時間:140時間〜200時間
単価:〜900,000/月

以上、掲載は3件ほどに留めますが、該当した41件の単価を見ると、最低単価が〜600,000/月(年収換算:720万円)、最高単価が〜950,000/月(年収換算:1,140万円)という結果になりました。

デジタルコンテンツ協会の報告にあった平均年収の518万円という数字を大きく超えた金額になっているのは、レバテックフリーランスの求人案件がすべてフリーランス向けの業務委託案件であることが理由の1つだと考えられます。

Unityエンジニアの仕事内容

Unityって何?

Unity(Unity3D)とは、ユニティ・テクノロジーズが開発したゲームエンジンです。2005年にOSX向けゲーム開発ツールとして発売されて以来、現在ではモバイル、コンシューマ、Webなどマルチプラットフォーム対応型開発エンジンとして様々な環境で活用されています。以下、Unityの素晴らしいところを2つのポイントに絞って説明します。

マルチプラットフォーム

マルチプラットフォームとは開発したデータがデスクトップ、iOS、Android、PlayStation、Xbox 360、Wii Uという様々なプラットフォームで互換性を持つということです。つまりUnityでゲームを1つ作れば、ほとんどのハードで配布・販売ができるようになるということです。これはすごく画期的だったため、多くの企業がUnityを導入するようになりました。

アセットストア

Unityにはアセットストアというサイトがあります。これはアセットと呼ばれる音声素材、プログラム、テクスチャ、背景などの配布・販売ができるサービスですが、このアセットの中のCompleteProjectというものがゲーム開発にかかる手間を大幅に短縮させたと言われています。

CompleteProjectとは要はゲームのひな型になります。つまりこれを利用すればゲームをゼロから開発する必要がないのです。そういう理由もあり、Unityは現在のゲーム開発エンジンの主流となったのです。

Unityエンジニアの仕事内容とは?

Unityエンジニアの仕事内容はUnityを用いてゲーム開発をすることです。現在ではスマートフォン向けのゲーム市場が広がったこともあって、その多くがネイティブアプリのソーシャルゲーム開発となっています。

ただ現在のUnityエンジニアに求められる仕事内容は様々で、一般的なゲーム開発からAIやキャラクターの行動ロジック開発、データ解析までとこれまでのゲーム開発の枠を超えるようなものが多くなっています。

Unityエンジニアになるためにすべきこと

ゲームへの情熱を持つ

現在のゲーム市場は移り変わりが激しく、企画から実装までを非常にタイトなスケジュールで行うようになっています。ただスピーディーな開発やそれに伴うトライアンドエラーはUnityエンジニアとしても必須条件となりますが、ゲームというのは結局ユーザーのためのものですので、ユーザー目線でゲーム開発ができるかどうかが大切になります。

ゲーム開発を楽しむ心を忘れてはいけません。

C#をモノにする

Unityによるネイティブアプリの設計、開発、運用にはほとんどの場合においてC#、JavaScriptが用いられています。ですからUnityエンジニアとして生き残るためには何よりもC#の習得が必要となります。

C#は静的言語でありながらも動的言語のような特徴を持っています。関数が使えることにより生産性が高くなるのもメリットの1つです。Javaと書式が似ているので、C#をマスターすれば将来的にJavaエンジニアに転職することも可能になります。

とにかく経験を積む

ゲーム開発案件ではとにかく即戦力となるUnityエンジニアが求められています。実務経験があればさらに単価を上げていくことも出来ますので、スマホゲームやコンシューマゲームの開発に積極的に携わっていくといいでしょう。

また実務経験がない場合でも、自分でゲームを作り提示することができればUnityエンジニアとして簡単に道を切り開くことが可能です。

Unityエンジニアに資格は必要か?

Unityエンジニアに限らず、エンジニアの仕事において資格が必須とされることはありません。どのような現場でも重要視されるのはまず実務経験になります。ただ資格を持つことで以下のようなメリットが生まれることも事実です。

・資格を取得するために学ぶことで新しい知識を身につけることができ、スキルアップすることができる
・企業によっては資格手当などが付く場合がある

つまり実務経験を積みながら資格取得にチャレンジすることもキャリアアップのためには有用な手段となるということです。そこで、Unityエンジニアが取得しておくと有利になると思われる資格をまとめてみました。スキルアップを考えている方は参考にしましょう。

基本情報技術者試験(FE)

FEはITシステム全般について基本的な知識を持ったエンジニアを対象にした資格になります。ハードウェアやソフトウェア、データベース、ネットワークなどのITシステム全般が範囲となりますが、UnityエンジニアがC#でプログラミングする上でも取得した知識を生かすことができますので、Unityエンジニアなら是非取得することをおすすめします。

応用情報技術者試験(AP)

APはITシステムを企画・設計することができるエンジニアを対象にした資格になります。アルゴリズムやデータベース設計といったITシステムの設計が主な試験範囲です。これは以前、ソフトウェア開発技術者試験と呼ばれていたものなので、開発者にとっては取得していて損はない資格の1つです。

Unityエンジニアの現状

Unityエンジニアは現在、最もニーズのあるエンジニアと言われています。スマホゲームが全盛ということもあり、Unityを使ってクオリティの高いコンテンツを作れる人材はどのゲーム会社でも必要とされているのです。レバテックフリーランスの求人案件が高額になっていたのは、ネイティブアプリの開発エンジンとしてUnityを採用する企業が増えている一方でUnityエンジニアの数が少なく、その市場価値が高騰しているからです。

ただどの会社も求めているのはUnityをちゃんと使いこなすことができる即戦力となっているのがポイントです。

Unityエンジニアの将来性

今は確かにUnityエンジニアの需要が多い状態です。しかしこのような状態というのは一歩間違うと危険な状況を招く恐れもあります。

かつてC++でコンシューマーゲームの開発をしていたプログラマーがたくさんいました。しかし時代が変わってC++の需要が減ってしまい、ほとんどのC++プログラマーはそれだけでは食べていけない状況となっています。

なんとかUnityを覚えたり、パチンコ・パチスロ開発といったC++でできる仕事を受注したりしているようですが、残念ながら今後C++案件が増えたりはしないでしょう。

UnityももしかしたらC++と似たような足跡を辿るかもしれません。今はいいですが、Unityだけ使えてもどうしようもないと言われる時代が来るかもしれませんし、そうなると始まるのはUnityエンジニアの淘汰です。

ゲーム業界に入りたかっただけというのなら現状のままでもいいかもしれません。でも、もしプログラマーとして生き残っていきたいのであればUnity以外にも目を向けるようにしてください。

言語やソフトはあくまでも道具です。大切なことはどんな道具を使おうが面白いゲームを開発することになりますので、その点だけは勘違いしないようにしましょう。

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