カスタマーエンジニアの仕事内容・平均年収とは|やりがい・将来性


カスタマーエンジニアとは

通信機器やOA機器などを導入するユーザーの元に出向き、機器の設置からインストール作業、そして点検・保守・修理まで行うのがカスタマーエンジニアの役割です。言うなればユーザーとメーカーの橋渡し役です。

その仕事は主にコンピュータ機器などを扱うハードウェア業務とコンピュータ・プログラムなどを扱うソフトウェア業務の2つに大別できます。

ハードウェア業務

通信機器やOA機器を設置してシステム全体の点検・調整を行い、ユーザーがすぐ使える状態にします。またシステムを安定して稼働させるために定期点検を実施し、システムに不具合が生じた時には不具合の原因をつきとめ、故障した機器の修理・交換を行います。

ソフトウェア業務

設置した機器にコンピュータ・プログラムなどのソフトウェア製品をインストールしてセットアップします。システムにエラーが起こった時に対処するのはもちろんのこと、ユーザーに操作指導を行うことも大切な任務の1つです。

カスタマーエンジニアの平均年収

NPO法人ITスキル研究フォーラム(iSRF)が2016年に国内で就業するITエンジニア9,091人を対象に平均年収を調査した「IT技術者向けスキル診断調査レポート」によると、カスタマーエンジニアの平均年収は489万円となっています。

ITエンジニア全体での平均年収は502万円(平均年齢は38.3歳)となっていますので、カスタマーエンジニアの489万円という数字はエンジニアとしては平均的なものと言うことができるでしょう。

参考までに「IT技術者向けスキル診断調査レポート」での平均年収ランキング上位3位と下位3位をそれぞれ記載しておきます。

平均年収ランキング上位3位

1位:マーケティング(710万円)
2位:コンサルタント(673万円)
3位:プロジェクトマネジメント(607万円)

平均年収ランキング下位3位

1位:アプリケーションスペシャリスト(451万円)
2位:ソフトウェアデベロップメント(452万円)
3位:ITサービスマネジメント(478万円)

カスタマーエンジニアに資格は必要?

カスタマーエンジニアに限らず、エンジニアの仕事において資格が必要とされることはありません。どのような現場でも重要視されるのはまず実務経験です。ただ取得しておけばカスタマーエンジニアとして転職する場合や仕事をする上で有利になる資格がいくつかあります。

ではその資格をいくつかご紹介します。

カスタマーエンジニアが取得しておくと役立つ資格

情報処理技術者

・ITストラテジスト試験(ST)
・システムアーキテクト試験(SA)
・プロジェクトマネージャ試験(PM)
・ネットワークススペシャリスト試験(NW)
・データベーススペシャリスト試験(DB)
・エンベデットシステムスペシャリスト試験(ES)
・情報セキュリティスペシャリスト試験(SC)
・ITサービスマネージャ試験(SM)
・システム監査技術者試験(AU)

IT企業からの評価も高い資格で、エンジニアとして幅広い知識を習得している証明になります。レベルは1〜4まであり、レベル1が基礎的な知識の有無を判断する試験になります。レベル3以上の資格を取得できれば有利となることが多いようです。

ベンダー資格

Linux技術者認定

OSの中で圧倒的なシェアを誇るLinuxに関する知識、技術力を認定する資格です。受験者数は世界で最も多く、人気の高いスタンダードな資格です。

シスコ技術者認定

ネットワーク技術を証明する資格で、それ以外にも様々なシステムで利用されているシスコのネットワーク機器を取り扱う技術の証明になります。

カスタマーエンジニアの魅力

カスタマーエンジニアの仕事は機器やシステムに関する知識が重要になります。ですから機械を触ったり操作するのが好きな人には天職になるでしょう。そして直接ユーザーのところに向かって業務を行うのですが、機器やシステムに対する知識があれば問題を解決できる確率も上がります。つまり好きなことを極めれば仕事を上手く回していくことが可能となるのです。

もちろんクレームを受けることもあるかもしれませんが、そのときに聞いた苦情はエンジニアとしての財産にもなりますので、そういった声を大切にするようにしましょう。

カスタマーエンジニアの将来性

近年は1人1台パソコンやスマートフォンを持つ時代となりましたが、小さな事業所でも同様にパソコンや複合機といった何らかのIT機器を導入しています。それらの機器がすべて問題なく動く可能性の方が少ないわけですから、不具合が起きればその時はカスタマーエンジニアの出番となります。今後IT機器や通信機器の需要がなくなるという事態も考えられないため、カスタマーエンジニアの仕事は半永久的に残る仕事と言うことができるでしょう。

そして事業所のみならず、銀行のATMや交通信号機などにも電子機器やシステムが導入されています。そういった社会の基盤とも言える機器やシステムが大きなトラブルもなく稼働できているのはカスタマーエンジニアの力によるところも大きく、その重要性は今後ますます大きくなると予想されています。

カスタマーエンジニアのやりがい

カスタマーエンジニアの仕事はやりがいの多い仕事です。機器やシステムの不具合の原因を見つけ出し、障害を復旧することがその使命なわけですから、障害を復旧させればさせるほど達成感を感じることができます。ユーザーの元を訪れて復旧作業を行うので、トラブルを無事解決できればユーザーから直接感謝される機会も多くなります。

また様々な企業を訪れて多くのユーザーとコミュニケーションを取ることもその業務の1つになります。出向先できちんとユーザーのトラブルを解決していけばユーザーから自ずと信頼されるようになり、仕事とコミュニケーションの両方を円滑に行うことができるようになります。

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