フリーランス案件のC言語の人気度・平均報酬単価|在宅ワークは可能?


フリーランス案件におけるC言語の人気度

プログラム言語の中でも長い歴史をもつC言語は現在でも業務に使われているほど汎用性のある言語です。長い期間開発されているプロジェクトから新規プロジェクトまで様々な案件が随時募集されている状況と言えるでしょう。最先端の華々しい開発からは一線を引いているようにイメージされますが、決してそういうわけでもありません。現場によっては新しいテクノロジーと関わることもできるはずです。

人気度としては堅調と言うことができます。決して廃れもしませんが、流行の需要があるわけでもありません。常に一定のニーズがある言語なのです。そのため仕事としてこなす分には非常に信頼できる言語と言うことができるでしょう。フリーランスとして生きていく場合、定期的な安定した収入源となってくれるはずです。

流行のプログラム言語は栄枯衰退を繰り返していくもので、近年では様々なスクリプト言語が生まれては消えていくという状況でした。もし流行に乗り、そのとき流行している言語に熱中しまた廃れてしまった場合には苦労することになるでしょう。その点、C言語のニーズは安定しているので流行による学習コストの増加など、想定外のトラブルは発生しにくいのです。

以上のことを考えるとC言語は「人気はそれほどでも無いが堅調な支持を得ている言語」と言うことができるでしょう。常に時代の最先端、という案件ばかりではありませんが私達の日常を支えている大黒柱のようなプログラム言語です。フリーランスとして安定した収入を得ながら生活をしたい方に向いている言語となります。

フリーランス案件におけるC言語の平均報酬単価と相場

日本国内の求人情報を扱っている「スタンバイ」という検索エンジンが2016年にプログラム言語別の平均年収ランキングを公開しました。スタンバイに登録されている「正社員の案件に限る」平均年収を計算したものとなります。10位から1位までを見てみましょう。

10位:475万円:Objective-C
9位:483万円:Swift
8位:499万円:Java
7位:530万円:Scala
6位:538万円:PHP
5位:555万円:Javascript
4位:597万円:C言語
3位:606万円:Ruby
2位:633万円:Perl
1位:651万円:Python

参考:スタンバイ プログラミング言語別平均年収ランキング

C言語は4位となりました。今をときめくJavascriptやPHPよりも上位ですし、比較されやすいJavaよりも年収額は多い状況です。Objective-CやSwiftといった新しいタイプの言語よりも年収額では上回っている状況となっています。こうして見るとC言語の有用さを伺うことができるようです。

ただ、このランキング、少し年収額が高いと思われたかもしれません。このランキングは「正社員の案件に限った平均年収」です。派遣社員のことは全く含まれていないため高めの年収になっています。フリーランスとして働く場合にはもう少し低めの単価を見積もった方が賢明でしょう。

契約社員や派遣社員、業務委託といった形での収入を勘案した収入予測としては転職サイト「Find Job」のプログラム言語別平均年収を参考にしてみると良いでしょう。こちらの方がフリーランスの収入により近いと言えるかもしれません。こちらはパーセンテージでC言語案件の平均年収を出しています。2017年5月現在における上位5位を見てみましょう。

5位:3%:700~799万円
4位:10%:600~699万円
3位:21%:500~599万円
2位:24%:300~399万円
1位:38%:400~499万円

参考:Find Job!C言語の平均年収・給料・給与

 

最も比率の高い平均年収額は400~499万円となりました。実感としてもそのぐらいと言えるかもしれません。スタンバイの統計では597万円とありましたが、それはやはり正社員限定の案件だからと言えるでしょう。

フリーランスとして働く場合、正社員並みの給与を期待できないと考えるとおおよそ300~599万円までの案件が中心となるようです。500万円を超える平均年収の案件はかなり条件が良いと言えます。

 

海外の大手転職サイト「GOOROO」も言語別の平均年収について公開しています。データは主に北米から取られていますが、他にイギリスとオーストラリアのデータも含まれている模様です。それによると平均年収額は85,952ドル(1ドル100円換算で約860万円)となります。プログラマーは海外のほうが尊重されるという話もありますが、概ねその通りと言えるかもしれません。ただ海外でも田舎の方へ行くと収入額は減少するので、都会地域で働く方が年収面では有利となるでしょう。

参考:Gooroo Worldwide salary analysis for C

 

あらゆるプログラマー系の職を掲載している海外サイト「jobsQuery」のランキングも見てみましょう。このサイトはアメリカ全土における案件から平均年収を算出しているので将来的にアメリカで仕事をしたい場合の参考になるかもしれません。1位から10位のランキングは以下のようになっています。

10位:Ruby:114,648ドル
9位:Shell:114,837ドル
8位:Python:115,882ドル
7位:Perl:116,173ドル
6位:C++:116,673ドル
5位:Clojure:117,487ドル
4位:R:119,599ドル
3位:Scala:122,525ドル
2位:MATLAB:132,358ドル
1位:Erlang:132,719ドル

参考:jobsQuery Programming languages stats

 

ランキングを見ても分かりますがC言語は上位10位以内に入っていません。C言語は14位にランクインし108,554ドル(1ドル100円換算で約1100万円)という収入額となっています。このランキングは上位に扱える人材の少ない言語が位置しているため収入を考える上ではやや不適当と言えるかもしれません。

ただC言語の収入額が日本と比べると2倍以上となっている点には注目したいところです。給与額だけを見ると海外の案件は魅力的と言えるでしょう。

C言語の特徴

C言語はとにかく自由な言語です。広大な地平を自分の手で開拓していくような言語と言えるでしょう。ですがそうした自由度はしばしば不便と考えられることもあります。例えばJavaではガベージコレクションと言う機能によってメモリの確保と解放を自動的にやってくれるのでメモリ管理を考えなくても良いのですが、C言語では自分でメモリの確保と解放を行わなければなりません。

もし確保したものを解放し忘れていたとしたら、やがて実行環境は停止するでしょう。こうしたメモリ管理という要素をきっちりこなさなければC言語はたちまち暴走してしまうはずです。

ただこのC言語、扱いきることができればこれほど頼もしい言語もありません。とにかく高速に動作してくれるのです。仮想マシンを通すJavaとは比較にならないほど計算能力が早いので反応速度が求められるときにはCかその派生言語C++を使うと期待した結果を得ることができるでしょう。

例えばAndroid開発では通常Javaが用いられますが、NDKというC/C++言語導入ライブラリを使えばC言語で演算することもでき、使われることがあります。Javaの中でC言語を扱うようないびつな形となりますが、その計算速度は折り紙つきです。

計算速度の速さを生かした場面としてはゲーム製作が挙げられます。特に近年のゲームは3D世界がベースとなっているため演算回数が多く、できるだけ高速に計算してもらわなければなりません。3Dの世界ではポリゴンというモデルに無数のテクスチャを貼り付けライティングを計算し表面の材質を表現していったりと大量の計算量が必要となるわけです。

そこでC言語の登場となります。計算はお任せ!とばかりにC言語は高速な演算をしていくでしょう。すると遅延の無いゲームが完成するわけです。

また、C言語はコンパクトな実行環境なので使える容量が小さい機器においても適したプログラミング言語と言えます。その特徴をフルに生かして生産されているものが家電です。電子制御された電子レンジ、洗濯機、キッチンタイマー、掃除機、様々な家電の中ではC言語が実行され家電自体を制御しています。

もしC言語でプログラミングできなければもっと単純な仕組みでしか動かすことができず、家電の進化も無かったかもしれません。C言語は私達の生活を向上させてくれている言語でもあるのです。

フリーランスとしてのC言語の現在と将来

フリーランスであっても重要なシステムに関わることもできるため、案件の範囲は幅広いものとなっています。組み込みアプリの開発からサーバーデータの移設、IoTデバイスの開発からデジタルテレビ上で動作するメディアプレイヤーまで色々な案件があるわけです。ただその分、特化した知識が求められることが多く何か強みとなる専門分野を極めていくと良いかもしれません。

将来的にもC言語の需要が減ることは無いでしょう。むしろIoT分野が活発になればなるほど必要とされるはずです。歴史が古い言語なので時代遅れと考えられることもありますが、それは間違いで必ずこれからも求められます。

CPUの処理速度が飛躍的に進化しどのような小型デバイスにも積み込めかつ安価な製品が作れるような時代が到来すればC言語を使うメリットは薄まるでしょう。ただしそのような時代がくるのはまだまだ先の話のようです。C言語の持つ「コンパクトで処理速度が速い」というメリットはそうそう破られるようなものではありません。

需要があるのですからフリーランスとしての仕事も多くなります。特に現代では昔と比べてフリーランスの扱いも良いものとなってきました。フリーランスと言う働き方を選択する方が多くなれば次第に環境も整備されていくのでしょう。

また、フリーランスは収入が不安定で生活の基盤が構築しにくい生き方でもあります。そこで案件数の安定しているC言語を習得することは良い決断と言えるでしょう。自由なC言語の世界を上手く制御できれば頼れる人材となるはずです。

C言語を用いてフリーランスとして働くために必要なスキル

C言語の案件は多岐に渡るため、一概に必要なスキルを断定することは難しくなります。強いて言えば「その案件をこなせるスキル」と言うことができるでしょう。

例えば先述した「サーバーデータの移設」と「組み込みアプリの開発」は全く異なる知識が求められるので、それぞれの案件に特化した知識が必要となるわけです。やはりC言語のフリーランスとして活躍したいなら自分の興味のある分野を掘り下げた方が良いかもしれません。

組み込みアプリであれば電子工作の世界からC言語に触れてみるのも良いかもしれません。現在ではハードウェア制御が可能な小型のOSとしてArduinoやRaspberry Piといったものを簡単に手にいれることができます。

特にArduinoはアナログ的な制御に適しているので組み込み系の開発を始めるのに最適なデバイスと言えるでしょう。パーツを組み合わせていけば世界に1つだけの自分だけの機械を作る事も可能です。実際の物理デバイスを自分の書いたC言語で操作できる喜びはなかなか味わえない体験となるでしょう。

また、C言語は開発環境が容易に手に入れられる言語でもあります。IDEを導入すれば直ぐに使えるようになりますし、コンパイラだけを導入するのも良いでしょう。コンパイラをインストールしパスを通せばもうC言語の開発環境は揃います。慣れればものの数分で実行ファイルを作ることができるでしょう。

C言語を使えるフリーランスになる道は無数にあります。言語自体が汎用性の高いものなので利用範囲が広範なわけです。そのため自分で進んでみたいC言語の道を定めてスキルを磨くと良いでしょう。それぞれの道によって必要とされる知識は異なるため、必要なスキルは道ごとに存在します。もちろん基礎的なC言語の文法は頭に入れておかなければいけません。

フリーランスエンジニアはC言語で在宅ワークできる?

C言語を扱えるフリーランスを募集している案件は多数存在しています。それは今後も変わらないでしょう。勤務形態の中には出社しなくてはいけないものも含まれていますが、中には在宅ワークでもOKというところもあります。特に保守的でない企業は在宅ワークを可能としているところが多いため、在宅ワークをしたい場合はベンチャー企業が狙い目と言えるかもしれません。

ベンチャー企業の中でも特に実力を重視しているところであれば在宅ワークがしやすいはずです。実力重視の企業は虚礼を排し仲間意識などに縛られず実力を優先するので、スキルさえあれば在宅ワークをしても問題が無いと結論付けてくれるでしょう。

ただし、もちろん自分にそれなりの力が無ければこうした企業の仕事を請けることはできません。まずは募集されている案件と似たようなことを自分で実装してみてからでも遅くないはずです。自分の実力よりも難しい案件だった場合、下手に請けてしまうと後々トラブルにもなりかねません。まずは実力を身につけてからこうした起業の案件受注を目指すのも良いでしょう。

また、個人でフリーランスに仕事を依頼したいという方も存在しています。こういう場合には齟齬も発生しやすくなりますが、良いパートナーが見つかれば快適な在宅ワークをすることができるでしょう。もちろんその場合にはスキルが高くなければ難しいでしょう。自由な働き方は責任の所在が曖昧になりがちで、モチベーションが低下する問題もあります。自分を律しスキルを磨ける人物を目指し、個人相手のフリーランスの案件をこなしてみるのも良いかもしれません。

エンジニアがフリーランスとして働くときの請求書の作り方

フリーランスは会社員と異なり自分で経理を行わなければいけません。もし経理をこなさなければ税金の算出もできないので下手したら脱税していると疑われてしまうでしょう。面倒ですがフリーランスになったらこなさなければならない作業なのです。そしてその面倒な作業の1つが請求書の作成となります。

請求書とは請けた仕事の報酬を依頼者から受け取るための書類です。が、まずは依頼者が源泉徴収を行っているかどうか確認しておきましょう。源泉徴収しているところとしていないところがあり、それによって報酬額は異なってきます。

もし依頼者が源泉徴収していた場合、確定申告時に多めに税金を払うことになるかもしれません。ただ分からない場合は請求してしまえば良かったりします。請求してしまえば相手側が源泉徴収しているかどうかは相手に書類が届いた時点で分かるからです。

それから消費税の請求も忘れずに行っておきましょう。もし報酬額が数万から数十万といった単位になると消費税もかなりの額となってしまいます。これも相手が払う払わないに関わらず請求しておけば問題ありません。払ってくれる場合はラッキー、払ってくれない場合は自分が負担する、というだけのことです。

それから宛名は会社だったら「御中」個人だったら「様」宛てとし、請求日も相手側に確認しておきましょう。会社の会計処理上、請求日の調整を求められるかもしれません。いずれにしろ一度請求書を作って相手側に見てもらうと良いでしょう。確認してもらえたなら修正して再提出すれば済む話です。このような会計処理ができればC言語のフリーランスとしてきちんと収入を得ることができるでしょう。

独立という働き方ってどうなの?

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