Webエンジニアの平均年収|オススメの資格・必要なスキル


Webエンジニアの平均年収

Webサイトやモバイルサイトで用いるWebアプリケーションを開発するエンジニア、それがWebエンジニアです。Webサイトに特化した専門技術を持つエンジニアですので常に需要のあるエンジニア職と言えます。

通常WebエンジニアはSEが設計した仕様書に従ってWebシステムを構築するのですが、経験を積んだWebエンジニアともなるとSEの担当である設計や全体管理といった上流工程も担当することがあります。

では、Webエンジニアの平均年収はどれくらいなのでしょうか?

2015~2016年に大手求人・転職情報サイト・DODAが行った調査によるとWebエンジニアの平均年収は441.8万円となっています

参考:DODA

他のエンジニアと比べてWebエンジニアの年収は高い?低い?

Webエンジニアの年収は他のエンジニアと比べるとどのぐらいの水準なのでしょうか?前出のDODAの調査を見てみると次のようになっています。

・ネットワークエンジニア・・・450.8万円

・社内SE・・・508.0万円

・アプリケーションエンジニア・・・473.6万円

・データベース・セキュリティエンジニア・・・501.0万円

・サーバーエンジニア・・・476.6万円

この結果からみると、全般的にIT業界は高収入のため、Webエンジニアは他のエンジニアより年収はやや低い水準にあると言えます。

Webエンジニアが年収アップのためにすべきこと

Webエンジニアが年収アップのためにすべきことは何でしょうか?

Webエンジニアとして働く前提として、一般的に大企業やその子会社は年収が高い傾向にあります。

また、規模はそこまで大きくなくても金融機関や医療機関、研究機関といった専門性の高い業界のWebシステムの構築をメイン業務とする企業も年収は高くなります。就職や転職の際にはこの傾向を押さえておけば比較的好条件の勤務先を選ぶことができるでしょう。

年収アップのために即効性があるものとしてまず挙げられることは資格を取るということです。Webエンジニアとして働くにあたり必須の資格と言うものはありませんが、資格があることで自身のWebエンジニアとしてのスキルを客観視できる形でアピールすることができます。

Webエンジニアの昇給と資格については後ほど詳しくご紹介します。

資格の取得以外には、Webエンジニアとしてのキャリアプランをしっかりと考えることも挙げられるでしょう。

Webエンジニアのキャリアはおよそ次の3通りがあります。

・Webエンジニアリングのスペシャリスト

・PM(プロジェクトマネージャー)

・エンジニア出身の企画担当者

WebエンジニアリングのスペシャリストというのはWeb開発の専門家としてひたすら技術を磨き、それを仕事にしていくルートです。先述したようにSEの仕事内容を任されることもあります。

PM(プロジェクトマネージャー)とはWeb開発の計画を立て、チームを率いて計画を実行する責任者です。Web開発の納期やコスト、品質など開発プロジェクトに関する全項目を監督するために幅広い知識と経験、指導力が求められる役職です。技術的な視点のみならず経営的な視点を持てるかどうかが重要となります。

エンジニア出身の企画担当者とは、Webエンジニアから転身して、そのバックグラウンドを生かした企画担当者となるということです。

現場の知識と経験がある分、より円滑に開発業務が進むプランを提示できるため、エンジニア出身者は重宝されます。コードを書くような現場からは離れてしまいますが、企画開発やマネジメントなどに興味がある人にはオススメのキャリアと言えるでしょう。

これら3つのキャリアプランを考えて、その実現に向かって行動していくことで年収も着実にアップしていきます。Webエンジニアのスペシャリストとして年収1000万円以上を手にしている人も中にはいます。

PM(プロジェクトマネージャー)の平均年収は約660万円(2011年)ですから、Webエンジニアとして実績を積み、PMとなる場合も年収は大幅に上がるでしょう。事業企画担当者の平均年収は681万円(2016年)ですから、エンジニア出身の企画担当者となった場合にも年収は大きく上がります。

参考:DODA

Webエンジニアに求められるスキル

Webエンジニアに必要なスキルとはなんでしょうか?

まず第一に挙げられるのはWebエンジニアリングのスキルです。具体的にはHTMLとCSSといったマークアップ言語のスキルです。

HTMLはページタイトルや表の作成などサイトのページ作成・表示に必ず必要となるものです。

CSSはページの分割やテキストフォントの装飾など、ページのデザインに用います。HTMLのデザイン機能で同じ作業をする場合、全ページについてそれぞれHTMLで書く必要があるのに対して、CSSは同じデザインを使い回しすることが出来ますので、メンテナンスが短時間で手軽に行えます。

Webエンジニアの業務はまずこのHTMLとCSSのスキルがなければやっていけません。HTMLとCSSにさらに加えるならばJava Scriptです。最新のWebアプリケーションの構築には必要不可欠なプログラミング言語です。Java ScriptはGoogle Mapや郵便番号による住所検索システムなどに用いられています。

これら3種類のプログラミング言語は、サイトのページ作成のためのものでしたが、ネットショップや企業の業務管理などの情報の登録・検索といった管理機能をページに付与するためにはSQLというデータベース専用の言語を使用します。

データベースの構築もWebエンジニアの仕事の中ではよくあるものですからマスターしておく必要があります。

マークアップ言語・プログラミング言語については、ここまでに挙げた4種類以外にも注目すべきものがいくつかあります。

日本で従来、Web開発に頻繁に使われてきたのがPHPです。部分的なサーバーサイドシステムを簡単に作れるという利点があり、現在でもCMSサイト作成を中心に幅広く利用されています。

近年、Web開発への利用が激増しているのがRubyです。大規模システムよりは中小規模のシステム構築に秀でた言語ですが、PHPからこちらに移行するシステムも増えてきています。

日本ではまだ利用者が少ないものの海外で人気のPython、mixiに使用されていることで有名なPerlなども注目のプログラミング言語です。

また、開発現場ではプログラミング言語以外にもWindows、LinuxといったOS についての知識も必要とされます。

クライアントのサーバーにインストールされているOSによって機能は異なりますから、プロジェクト毎に使用するOSについて熟知していなくてはなりません。ちなみにWeb開発で使用されるサーバーはLinux系であることが非常に多いです。

Webエンジニアはまた、Webサーバー構築用のソフトウェアにも習熟している必要があります。Webサーバー構築用のソフトウェアとして世界で最も使用されているApacheの取り扱いスキルをまずは身につけましょう。

Web開発の現場に必要な環境という意味でLAMPとよく言いますが、これはLinux、Apache、MySQL、PHP/Perl/Pythonの頭文字を取ったものです。

この他に、セキュリティに関する知識も必要です。Webアプリケーションへの悪意ある攻撃(ディレクトリトラバーサルやクロスサイトスクリプティング、SQLインジェクションなど)に対して脆弱なサイトを納品してしまったならば、クライアントに個人情報流出などの大きなリスクを背負わせてしまうことになります。

最後に、IT系の知識・スキルからは離れますが、英語力もWebエンジニアには必須のスキルです。製品の説明書や解説サイトは大半が英語で書かれているため、英語が理解出来ないと大きくつまづいてしまいます。IT系の英語力をしっかりと身につけておきましょう。

Webエンジニアが資格を持っていると年収は上がる?

Webエンジニアとして年収を上げる最も即効性のある方法は資格を取ることだと先ほど書きましたがこのことについて詳しくご説明しましょう。

資格があるからといって優れたエンジニアであるとは限りませんが、少なくともその資格を取れるだけの能力・スキルがあることを示せます。同じぐらいの年齢・実績・経験の社員を比べた時には、資格を持っている方がより能力・スキルがあるように周囲には見えます。

また、資格の取得には時間と労力が必要ですから、「目的に向かってひたむきに努力することが出来る」「計画を立ててそれを実現することが出来る」といった資質をアピールすることが出来ます。

有資格者に対して基本給に手当てが上乗せされるパターンや一括で報奨金が授与されるパターンなど様々ですが、ほとんどの企業では何らかの形で年収が上がりますし、人事評価の参考にもされます。転職をする場合でも資格が有るのと無いのでは待遇が変わって来るケースが多いです。

では、Webエンジニアの年収アップにつながる資格とはどのようなものでしょうか?

Webエンジニアの年収アップにつながる資格には次のようなものがあります。

①Webエンジニアリングの資格

・HTML5プロフェッショナル認定試験

2014年から始まった比較的新しい資格です。HTML5、CSS3、JavaScriptなどマークアップについての知識・スキルを認定する資格です。レベル1とレベル2の2段階があります。Webエンジニアとして、サイトのデザインに必要なマークアップのスキルをアピールするのに最適の資格です。

・PHP技術者認定試験

PHP技術者認定機構によるPHPのプログラミングスキルを認定する資格です。初級・中級・ウィザードの3段階からなります。サイト制作のプログラミング言語と言えばPHPですから、取っておいて損はありません。

・Ruby技術者認定試験

Rubyアソシエーションによる、Rubyのプログラミングスキルの認定資格です。SilverとGoldの2段階からなります。需要が増えてきているRubyのスキルをアピール出来る資格ですので、Rubyが多用される中小規模のシステム開発やベンチャー事業を行う企業などでは特に評価が高いでしょう。

・Webデザイナー検定

コンセプトメイキング〜制作・運用までの過程で必要とされる知識・スキルを問う資格です。ベーシックとエキスパートの2段階があります。Webデザインのスキルのみならず知的財産権や運用に関しても問われるため下のWebクリエイター能力検定よりやや難しいと言えます。

・Webクリエイター能力検定

Webサイト制作に関する基礎的な知識・スキルを問う資格です。スタンダードとエキスパートの2段階があります。

②OSなどのベンダー資格

・LPIC(Linux技術者認定試験)

Linuxの習熟度を認定する資格です。正確にはベンダーニュートラルな資格なのですが、Linuxの資格と言えばLPICと言われるほど評判は確立しています。

③それ以外のIT系の資格

・ IPA基本情報処理技術者試験

IT業界に関する基礎知識、プログラミングの原理への理解などがあることを認定してくれる資格です。極めて初歩的な資格で、持っていて当然と言う人もいるぐらいですからぜひ取得しておきましょう。

・IPA応用情報処理技術者試験

上のIPA基本情報処理技術者試験の上級資格にあたります。技術のみならず管理や経営に至るまでIT分野についてかなり深い理解が要求されます。経験を積んだエンジニアを対象としています。

④英語の資格

英語力をアピール出来る資格としてはTOEIC、英検などがあります。受験機会も頻繁にありますので、手軽に取り組めます。TOEICはスコア550以上、英検は2級以上が履歴書に書ける基準ですので気をつけましょう。

以上のような資格を取得することで自身のスキル・知識を有効にアピールでき、年収も上がるようになるでしょう。

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