ゲームテスターとは|平均年収・オススメの資格・現状・将来性


ゲームテスターとは

ゲームテスターとは、モンストや白猫などのスマホアプリゲーム、PS4やNintendoSwitchなどのテレビゲームソフト、PSO2などのPCゲームなどの様々なゲームを発売前に、テストを行う人のことをゲームテスターと呼びます。

ゲームをしながらお金がもらえる仕事としてゲームマニアにとっては、天職とも呼べる仕事はどんな人に向いているのかをご紹介したいと思います。

ゲームテスターの主な仕事内容は、配信前や発売前にのゲームをテストプレイをするだけのイメージを持つ方が多いと思われます。しかし、ゲームテスターは3つのことを中心にテストを行います。

1つ目は、動作確認。クライアントや依頼主から送られた情報を頼りに、内容通りに動画ができるのかを確認します。ストーリーやグラフィックに不具合が生じていないか、正しく動作が行われているのか、品質はクライアントが求めているものなのかを細かくチェックします。

2つ目は、操作確認です。操作確認は、発売前のゲームやハード機で異なりますが、ゲームが操作をしていて不具合がないかをコントローラーまたは、キーボードなどでチェックします。スマホアプリゲームであれば、タッチやスライド、ボタン操作が正常に動くかをチェックしていきます。

3つ目は、記録です。ゲームテスターの中で重要とされているのは実は、記録が一番重要とされています。これまで挙げた動作確認と操作確認は、一つずつ記録されており、その記録を使って、ゲームの改善や修正を行います。

そして、新たに問題や修正点が見つかれば、ゲームテスターに業務を依頼され、修正をしていきます。この繰り返しがゲームテスターの仕事となります。

ゲームマスターは、世の中に配信される前に触れることができる反面、一番最初のプレイヤーになります。

ですので、ゲームテスターは、ゲームに対して明確なコメントを言えなければなりません。どこが良くて、どこが悪いのかを言えなければ、お客様に満足できるゲームは作りにくくなります。

むしろ、しっかりと発言できる人は、クライアントも改善や修正がしやすくなり、信頼と仕事を作ることができます。良いゲームを作る一員となれるのが、この仕事の特徴です。

他にも「好きこそものの上手になれ」という言葉があると思います。ゲームテスターの醍醐味は、有名なクリエイターやデザイナー、企画者が作ったリリース前のゲームに携わることができ、次第に自分でもゲームを作りたくなるかもしれません。

ゲームを作りたいと将来的に考えている人も、ゲームについてたくさん学べるのでゲームクリエイターになりたい人にも一つの手段ともなります。

ゲームテスターの平均年収

ゲーム好きであっても、やりたくない仕事や好きではないゲームなどを作業しなければなりませんが、その報酬としてお金が賄ってくれます。安くてもゲームが好きだからゲームテスターになる人もいれば、割り切ってゲームは好きではないが、ゲームテスターという職業を仕事にしている人もいます。

そこで、様々な思いを持って仕事をするゲームテスターの年収はいくらなのかをご紹介します。

ゲームテスターの平均年収は、456万円。

2017年7月時点でFind Job!がゲームテスターから集計したデータによると、ゲームテスターの平均年収は、456万円と算出されています。スマホアプリゲームが、大幅にゲーム業界へ進出したこともあって数年前と比べ飛躍的に年収が上昇しています。

また、雇用需要も高くなっている影響もあり、ゲームテスターの約40%が年収400万円代の数字となっています。これ以上の年収は、大手ゲーム会社から依頼をもらうフリーランスか横の繋がりが広くて人脈がある人が数字を上げています。

また、地域別でいえば、滋賀県が全国のゲームテスターの年収が高く、契約社員でありながら年収630万円をもらっています。反対に一番低いのは、宮城県で滋賀県同様に契約社員で年収170万円となっています。全国各地によって給与格差を感じますが、あくまで求人情報に記載された情報です。

アルバイト、契約社員、正社員が主な雇用形態ですが、それぞれによっても年収が大きく変動します。アルバイトの場合、週何日かの出勤で1日5時間以上が求められています。契約社員であれば週5日以上の出勤になり、アルバイトよりも給料が高くなります。

会社によっては、規定を超える労働時間であれば、健康保険や労働保険、企業年金といった福利厚生の対象になることもあります。

一方で正社員は、定められた月収はもちろんであり、福利厚生も含まれています。ゲームテスター未経験者であれば、アルバイトか契約社員からスタートして、経験や技術などを積んでから正社員になることが一般的に多いです。

まずは、ゲームテスターはどのような仕事をするのか、自分は続けられるのかを確かめるためにアルバイトや契約社員から始めることをおすすめします。万が一、自分に合わない場合や理想とかけ離れたりなど感じることがあると思いますが、仕事を始めたからには根気よく続けることが重要です。

参考:Find Job!

ゲームテスターに資格は必要?

ゲームテスターには資格は必要かと思う人がいますが、ゲームテスターには資格や免許などは必要ありません。ゲームテスターは基本的にゲームについて知識やノウハウがあればやっていける職業です。

しかし、全くの素人からゲームテスターで食べていけるほど甘くはありません。恋愛、RPG、ファンタジー、アクションといったゲームの種類を知っておく知識や新しい発想を持っておく必要があります。

なぜなら、クライアントが求めている情報を瞬時に判断して、効率よくバグや操作をしなければ限られた時間の中で、テストを遂行することができないからです。何度も何度も改善と修正を行うことで、ゲームの深みや面白さが追求することができ、発売を待っているお客様に満足できます。

そのため、限られた時間の中で、自分のゲーム知識やノウハウが蓄積されていない人材は、扱われづらいです。

ゲームの知識やノウハウがあれば、誰でもゲームテスターになれるかといえば「NO」です。操作性やバグを見つけることは、大変ではありますが、コツや経験を積めばある程度の人でもできるようになります。売れているゲームテスターは、それ以上の能力を持っています。

例えば、ゲームの知識は豊富にあるが、改善点や修正点を細かく答えられない人がいます。

一方で、ゲームをより面白くするにはプログラミングに問題があり、どこどこを改善すればどう面白くなると答えられる人がいます。もし、あなたがクライアントであればどちらを今後、雇いたいと思いますか?答えは、後者のゲームの知識だけでなく、ゲームの作り手を知っている人です。

ここまで来たら、売れるゲームテスターは誰だかわかると思います。ゲームの知識だけである程度の年収は得ることができますが、より多くの年収を得ているゲームテスターは、ゲーム以外での知識や経験が豊富な人です。

そこでゲームテスターで働きたいと思う人に持っておけば、役にたつスキルや資格を紹介します。

役立つ資格やスキルは?

プログラミングやエンジニア知識:C++、C言語、CGデザイン

多くのゲームテスターには、エンジニアやプログラミングと兼職している人がいます。

エンジニアで得た知識を使って、ゲーム内部の改善点や修正点を見つけることができます。反対にゲームテスターを本業にしている人もエンジニアの知識や技術を得て、エンジニアやプラグラミングの仕事に転職する人もいます。

しかしながら、ゲームテスターでいち早く活躍したい人にとっては、エンジニアやプログラミングなどの知識は持っておいた方がいいです。ゲーム内部の情報を知っていれば、採用時にも有利になります。

プログラミングやエンジニア資格:IT検証技術者認定試験(IVEC)、JSTQB認定テスト技術者資格

IT検証技術者認定試験(IVEC)とは、その名の通りで「IT」関連の業務などを検証する技術員の育成や技術向上、検証スキルの明確化を目的とした認定試験です。

IT検証技術者は、現在7段階のレベルに分かれており、レベル1はテスト実行者、最高レベルであるレベル7は、テスト業界に影響を与える人物になれるほどの知識や技術量を資格として証明されます。

認定者になればゲームテスターだけでなく、ゲームエンジニアや医療系サイトのテスターなど、IT業界全般のテスターとして仕事を受注することができます。

JSTQB認定テスト技術者資格は、携帯や自動車、社会インフラで使われるソフトウェアテストの技術や経験があることを証明する資格です。

こちらもIT検証技術者認定試験(IVEC)と同様で、ゲーム業界でのソフトウェアだけでなく、様々な業界で扱われるソフトウェアのテスターとして活用できる資格となります。

ゲームテスターに求められるスキル

ゲームテスターに求められているスキルは、4つあります。

まず、一つ目は「洞察力の鋭さ」です。些細なバグやミスを見逃しがちな不具合を発見することができなければ、仕事になりません。

ゲームテスターになるには、見落としがちな細かいミスやバグを発見することで、いち早く報告できる洞察力が必要になります。

2つ目は、「集中力の高さ」です。1日何時間も同じゲームやプレイをするため、集中力が欠けてきます。

そうすると、1つ目に必要となる洞察力の鋭さに関わります。集中力を保つことで、細かいバグやミスを見落とさなくなります。反対に、集中力が欠けやすい飽き性な人や長時間デスクに居座ることができない人はおすすめすることはできません。

3つ目は、「忍耐力」です。前述にあるように長時間、同じシーンやゲームをするため、忍耐力が欠かせません。

普段からゲームをたくさんプレイしている人でも好みじゃないゲームやしたくないゲームであっても仕事と切り替えて行える人や長時間コツコツとした作業を苦にならない人は、忍耐力があり、向いている可能性があります。

4つ目は、「情報管理」です。ゲームテスター以前に社会人として必要であり、情報管理を守れて、スケジュール通りかつ円滑に行える人が求められています。

特にスマホアプリゲームが顕著な売り上げを誇る日本ですが、オンライン上でのデータ管理をする会社は少なくありません。リリース前のゲーム情報を不本意に漏えいしたりすれば、プロジェクト全体に大きな損失を生みかねます。

また、テストデータが流出したりしないためにセキュリティ意識や情報管理における知識や判断力は、ゲームテスターにとって重要です。

ゲームテスターには、「洞察力の高さ」、「集中力の高さ」、「忍耐力」、「情報管理」の4つが求められているスキルになります。

簡単に言えばこの4つさえ備えていれば、ゲームテスターになれると言えます。この4つが一つでも欠けていると判断すればゲームテスターの素質がないと判断した方が懸命です。

ゲームをしながらお金がもらえるゲーマーには天職だと思える仕事だと勘違いするのはよろしくはありません。ゲームといえどもお金をもらって仕事をしているため、興味本位で成り立つ仕事ではありません。

ゲームテスターの現状

ゲームテスターの現状は、需要が高まる一方です。毎月のように新作を発表しているテレビゲームはもちろんですが、PCやスマホといったゲーム機能が備え付けてある機器の需要は、年々高まっています。

より複雑で多種類のジャンルのゲームが輩出されているため、シーンや内容に沿ったプレイが必要です。ゲームのリリース数が増えている分、ヒット作を作るために、様々なトラブルやクオリティ向上が不可欠です。

そのため、ゲームテスターは必要不可欠な存在になっています。

ゲームテスターは、この時代だからこそ需要の高い存在となっています。より早く最前線で活躍できるには、経験が豊富でミスやバグを即座に見つけ、改善点を指摘できる人が求められています。

ゲームテスターの働き方

ゲームテスターの多くは、ゲーム制作会社に所属しているため、通常のサラリーマン同様に通勤しています。それ以外では、フリーランスで自ら仕事を獲得する人は、様々な制作会社に出勤し、特定の団体には所属していません。

特にフリーランスをしている人の働き方は、ゲームテスター全体にも影響を及ぼし、会社に所属していた人が独立するきっかけにもなっています。PCゲームやスマートフォンゲームなどは、自宅にスマホやPC、タブレット機器があれば業務委託として仕事が自宅でできます。

業務委託であれば、勤務環境や人間関係といった現代のストレスを気にすることなく仕事を行えるので、在宅ゲームテスターも徐々に増えています。

現在において、ゲームテスターは、特定の会社に所属するか、フリーランスとして業務委託を受けるかどちらかになります。会社で経験や知識、人脈を得てから独立としてフリーランスになる人もいますが、どちらもメリットがあります。

しかし、かなりの経験と時間をかけてからではないとフリーランスになることは難しいため、簡単には務まらない仕事であるのが現在の問題です。

ゲームテスターの現状問題とは?

現状おかれている問題である「テスターをAIで自動化」する傾向は、対策としてゲームテスター以外の道を考える人が一般的に増えています。実際問題、ゲームテスターが今後とも人間でしかできない問題点を見つけることができないため、必要不可欠な存在です。

しかしながら、経済面や需要が多い反面、求人者の供給が追いついていません。それを踏まえ、自動化を促進する傾向があり、職として続けていきたい人しか務まりづらいです。

ゲームテスターの将来性

いざゲームテスターになろうと心に決めたはいいが、将来について気になって不安になる人は少なくありません。働く前にゲームテスターの将来について知っておくと、自分がゲームテスターとして仕事をしていけるのか、将来像が掴められます。

ゲームテスターの需要はかなり高いです。数多くのゲームが今尚、作られており毎日のように新しいゲームが世界中にリリースされています。

多忙なあまり、きついや辞めたいなど評判においては現状では著しくはありませんが、経験や技術などを短期間で得れることができます。自己成長率の高さで考えるならば、プログラミングやCGデザイナー、ゲーム関連での転職を踏まえて、働く人も多いです。

現在、ゲームテスターが抱える問題として、「ゲームテストの自動化」が問題となっています。

テスト自動化が発達することは、人材削減とコストダウンが図れ、ゲーム会社がゲームを大量に作ることができます。自動化によって、ゲームテスターという職業の需要が削減され、限られた人のみ仕事として生き残ると一般的には予想されています。

現在では、ゲームテストの自動化は著しく成長しているわけではありませんので、需要としては十分にあります。

しかし、需要があるからといって、平然と仕事をし続けられるとは言いきれるとは言えません。現在でも自動化を進めている企業もあるため、職業として成り立てるには、人間でしかテストができない分野やジャンル、知識を発達する前に対策する必要があります。

ゲームが世の中に出る前にも、小さなバグやミスを最小限に抑える必要があるので、機械では検知できない武器をこれからのゲームテスターには求められています。

将来のゲームテスターは、多様化する職業になります。ゲームテストの自動化が促進されていますが、自動化に手を加えるのも人間が必要です。自動化ソフトや自動化での動作確認などのチェックを行うエンジニアやプログラマーがいなければ、自動化することができません。

だから、ひっきりなしにゲームテスターの需要が減ることはなく、むしろ、ゲームテスターから派生した職業が生まれることもあります。

ゲームを支えたい思いやゲームテスターという枠組みを超えた仕事が、今後増える可能性があり、時代に合わせた仕事内容や技術がゲームテスターの役割として必要になるかもしれません。

そのためにもゲームテスター以外でも扱うことができるIT検証技術者認定試験(IVEC)やJSTQB認定テスト技術者資格などを取得しておくことがおすすめできます。

ゲームテスターのオススメの求人

これまでお読みになって、実際にゲームテスターとして働きたいと思った人もいるのではありませんか?ゲームテスターを募集している会社は全国各地にあります。大手求人サイトの特徴や検索方法を説明しながら、おすすめする求人サイト6社をピックアップしてみました。

1.Find Job!

Find job!は、転職者向けのサイトともあって、正社員や正社員登用制度を設ける契約社員を募集しています。ゲームテスター以外にもゲーム関連のエンジニアやプラグラマーも募集しているので、ゲーム業界の入り口が広い求人サイトです。

エンジニアやプログラミングからゲーム作りの知識を得てから、改善や修正を行うゲームテスターになるきっかけにもなります。働き口が広いので、選択肢が多いのが他サイトと違う利点です。

2.Indeed

Indeedは、元々アメリカに本社を持つ会社です。人材のネットワークシステムや求人数が豊富であることもあって、信頼性高さや採用に結びつきやすい求人サイトとして人気があります。

Indeedでもゲームテスターの募集は、随時行われており、簡単に検索できるのが特徴です。時給、場所を選択し、「ゲームテスター」や「デバッカー」と入力するだけで、まとめて求人情報を探すことができます。

3.タウンワーク

アルバイトや派遣会社を探していた人がいれば、タウンワークについて知らない人は少ないです。どんな仕事を探しても検索に表示されるタウンワークですが、ゲームテスターと検索しても見つけることができます。

また、地域や雇用形態など細かい条件を調べることができ、自分にあった企業や勤務形態をマッチングすることが可能です。

他にも、ゲーム関連であれば、ゲーム制作時から携われたり、カードゲームやパスチロのテスターを募集している珍しい会社を見つけることができます。

4.バイトル

バイトルは、「(デバッグ/デバッカー・テスター)」と検索すると全国各地で募集している会社が見つかります。

バイトルで募集しているゲームテスターは、完全出来高制の給与形態が多く、1つのゲームを修正や改善するのに7時間程度で作業が終わる仕事が掲載されていました。

1単位ごとの給与は決まってはいませんが、およそ6500円から8000円代と時給換算で1時間1000円近くの案件が多いです。初心者の方には、おおよその作業量を把握できるのでバイトルで募集している企業がおすすめできます。

5.ジョブセンス

求人情報は、他サイトよりかは少なくなりますが、採用が決まればお祝い金や報奨金がもらえる特典があります。転職や契約社員など業界未経験者には、入社前にまとまったお金をもらえるので経済面には気にすることなく働くことができます。

6.careerJET

careerJETの本社はイギリスにあり、Indeedと少し似た検索方法ができます。Indeedでは、勤務地とキーワードで調べたい職種や業界を検索しますが、careerJETではIndeedにはない職種や業界を設定することができます。

また、雇用形態や新規求人のアラート機能があるので、新しい求人をすぐさま見つけられます。

6社をピックアップしましたが、検索方法や掲載している企業が違うので、全部のサイトで自分が一番適している会社に応募することをおすすめします。

また、資格や免許を取得している人であれば、給料や待遇が大幅に変わるので、「資格名+ゲームテスター」で調べてみると多くの企業が見つかります。それぞれのサイトの特徴を生かして、調べてみてください。

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