ネットワークエンジニアに資格は必要?|オススメの資格・勉強法


ネットワークエンジニアに資格は必要?

コンピュータネットワークシステムの構築(設計・初期設定・テスト)や運用、保守に従事するエンジニアがネットワークエンジニアです。ネットワークエンジニアとして就職し、仕事をするために必要な資格というものはありません。

しかしながら、自身のスキルを客観的にアピールできる資格があったほうが就職・転職に有利であることも事実です。

ネットワークエンジニアの実務に関連する資格の中には難易度が高いものが多いですから、取得しているだけでスキルのみならず「目標に対してひたむきに努力できる真面目さ」「現状の自分に満足しないアグレッシブさ」などもアピールできるかと思われます。

ネットワークエンジニアが取得していると役立つ資格一覧

ネットワークエンジニアが取得していると役立つ資格には以下のようなものがあります。

①ネットワークに関する資格

・シスコ技術者認定

世界最大手のネットワーク機器メーカーCiscoSystems社による認定資格です。

「ルーティング&スイッチング」「デザイン」「ネットワークセキュリティ」「サービスプロバイダー」「サービスプロバイダーオペレーション」「ストレージネットワーキング」「ボイス」「ワイヤレス」の8つの認定分野に分かれており、レベルはエントリー、アソシエイト、プロフェッショナル、エキスパート、アーキテクトの5段階に分かれています。

大半の企業において最も実務に直結する資格と言ってもよいでしょう。

企業によっては入社の条件にアソシエイトの取得を課しているところもありますので、資格として評価されるのはアソシエイト以降と考えましょう。プロフェッショナル以降の資格を取得しているとネットワークエンジニアとして1人前であることの証明となります。

試験の合格率は非公開ですが、アソシエイトの場合、合格ライン1000点満点中800~900点、合格率6割というケースが多いと言われています。

8つある認定分野の中では、実務に直結する「ルーティング&スイッチング」が最も人気があります。他の資格に比べて認定分野が細かく分かれている分、自分のアピールしたい分野を選ぶことができます。

シスコ技術者認定は祝日を除く月~土曜日に全国のピアソンVUE公認試験会場でいつでも受験可能です。試験終了後すぐに結果も出ます。注意が必要なのはシスコ技術者認定の資格は3年で失効してしまうため、定期的に受験する必要があります。

・ネットワークスペシャリスト試験

ネットワークエンジニアとしての応用的な知識とスキルがあることを証明できる国家資格です。国内のネットワークエンジニア関連資格の最上位であり、平成28年秋期試験の合格率が15.4%、他の年も11~15%と難易度が高い資格です。

試験は10月に行われ、年に1回しかチャンスがありません。午前・午後の2部にそれぞれⅠ・Ⅱの試験があり、合計4つの試験をクリアすることで合格することができます。初めに受験した試験が基準点60点に達していない場合、残りの試験の採点が行われません。

午前試験Ⅰはテクノロジ系、マネジメント系、ストラテジ系の3分野から出題されます。テクノロジ系では基礎理論やコンピュータシステム、開発技術などが、マネジメント系ではプロジェクトマネジメントやサービスマネジメントなどが、ストラテジでは経営戦略やシステム戦略、法務などが問われます。

午前試験Ⅱではコンピュータ構成要素、システム構成要素、ネットワーク、セキュリティ、システム開発技術、ソフトウェア開発管理技術が出題範囲です。

午後試験ではネットワークシステムの企画・要件定義・開発、ネットワークシステムの運用、保守、ネットワーク技術や関連法規・標準、ネットワークサービス活用の4分野が問われます。

②ネットワーク関連ではないが実務に関する資格

・情報セキュリティスペシャリスト試験

セキュリティに関するスキルをアピールできる国家資格です。

情報セキュリティに関する国内最難関資格で、こちらも毎年の合格率が15%程度と高難易度の資格です。セキュリティやデータベース、システム監査、プログラミング、アルゴリズムといった実務に関する知識から技術戦略マネジメント、経営戦略マネジメント、法務などの知識も必要となります。

ネットワークスペシャリスト試験と同じ高度情報処理試験なのですがこちらは年に2回の受験が可能です。ネットワークスペシャリスト試験同様、午前午後でそれぞれⅠ・Ⅱに分かれており、初めの試験が基準点60点に達していない場合、残りの分の採点は行われません。

・LPIC(Linux技術者認定試験)

各種サーバーを始め、IT機器の多くにはLinuxがOSとして使用されています。

Linuxの取り扱いに関する世界共通の資格試験で、LPIC-3、LPIC-2、LPIC-1の3段階に分かれています。

・TOEICや英検などの英語系の資格

業務で使うOSやIT機器の説明書は英語で書かれていることが多いですから、英語に秀でた人材は重宝されます。また、外国人のクライアントや外国人スタッフと仕事をする時にも役立ちます。一般的にTOEICはスコア550程度から、英検は2級以上から評価の対象となります。

ネットワークエンジニアが資格を取得していると年収は上がる?

ネットワークエンジニアとして働くにあたり、これまでご紹介したような資格を取得していると年収が上がる傾向にあります。

一例として2013年にCisco Japanが発表した「日本におけるCCNA,CCNP,CCIE認定保有者の需要と供給リサーチ」によると、シスコ技術者認定のアソシエイトCCNA取得者の平均年収は404~578万円、ワンランク上のプロフェッショナル(CCNP)では496~701万円、最上級のエキスパート(CCIE)では645~900万円となっています。

また、同資料によるとリクルートサイトに提示されている年収についても資格を有し、その資格がレベルの高いものであるほど年収は上がる傾向がありました。

企業により有資格者に対して基本給に数万円上乗せする企業、一括で報奨金を授与する企業など違いはあるものの、年収の面で資格取得が有利に働くことは間違いありません。資格を保有しておくことで昇進や転職についても有利となります。

参考:CISCO

ネットワークエンジニアが資格を勉強するときのおすすめの勉強法

上で紹介してきた資格についての勉強法ですが、

①参考書で勉強する

②資格サイトで勉強する

③勉強会・セミナーで勉強する

などの方法があります。

高難易度の資格だからと言って独学では受からないというものでもありませんから、自分に合った勉強法を見つけることが大切です。資格サイトの中にはオンラインで過去問や類似問題を解くことができるサイトもありますから、独学の場合は参考書で基礎を身につけて、問題をこなして慣れていくのが良いでしょう。

シスコ技術者認定については、公式サイトに練習問題も公開されています。

また、都会の人は企業や塾、有志が主催する勉強会に参加してみても新たな発見や啓発があって良いかと思います。

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